特別養護老人ホーム山岸和敬荘の閉所について

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山岸和敬荘は、昭和42年2月1日に岩手県初の特別養護老人ホームとして開所し、58年以上に渡り虚弱な老人のお世話をして参りました。

山岸和敬荘の事業報告を見ると、お世話した入所者が約1800人おり、改めてその功績に驚かされます。

その介護に携わってきた数多くの職員の努力の賜物と思います。

また、ご家族の皆様、沢山のボランティアの方々、町内の方々、関係機関の皆様、今までご支援・ご協力をいただき、心より感謝申し上げます。


このたび山岸和敬荘の設置場所が土砂災害特別警戒区域に指定されたことや昨年の盛岡市で発生した線状降水帯による同じ町内会の民家への被災もあり、

利用者と職員の安全第一を考え、やむなく9月末日をもって閉所することとなりました。

山岸和敬荘は閉所いたしますが、山岸和敬荘で育成されてきた和敬清寂の理念はそれぞれの職員がそれぞれの施設で引き継いでいきます。

尊敬する諸先輩方が大切にしてきた山岸和敬荘を閉じることは非常にさみしく感じられますが、

この厳しい社会環境の中でも時代に合わせて生き抜いていかなければなりません。

これからも和敬清寂の理念のもと、代々、長きにわたって岩手和敬会がさらに大きく成長、発展していくものと信じております。



最後に、今回山岸和敬荘を閉じるという歴史的なことに携われたことに感謝し、

改めて、これまでご支援、ご協力をいただいてきた全ての方々のご健康とご多幸をお祈りすると共に、心より厚く御礼申し上げ、ごあいさつとさせていただきます。

     

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